今日は映画を3本みた。
「太陽がいっぱい」
1960年の犯罪映画。船に乗ってるときトムが冗談で『島流し』に遭い、ハプニングでヒモが切れて海に一人取り残されたとき本気で助けに来てくれたフィリップはトムのことを友達だと思っていたのだろう。
トムは罪を犯し大金を手に入れたが、取り繕うためにさらに罪や嘘を重ねてしまう。後半ホテルに警官が訪れたときぐったりしたトムの姿はただの二日酔いだったのか、それともこんなことになるならやらなければよかったという後悔の念なのか。
「ラブ&ポップ」
電子レンジの中からなど目まぐるしく変化するカメラワークが印象的。スタンガンの男めっちゃ怖いけど良いこと言うなぁと思った。自主規制音とぬいぐるみのモザイクは謎。あと平成ってやばいな。
the pillowsのlike a love songが流れてテンション上がった。
「クラム」
ラストは驚きました。終始ハニカミ紳士なロバート・クラムが印象的。実は誰もが密かにナンセンスなことを考えたりしている。社会で生きるために普通を演じているだけなのかもしれない。そして現実は痛みや醜さを避けては通れない。大衆的な作品ではきれいな上澄しか味わえないが、アンダーグラウンドやインディーズ作品では人間の裏側や本質を味わえる。